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help リーダーに追加 RSS 私という名の仮面

<<   作成日時 : 2008/11/17 23:37   >>

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暴力は、まるで自然災害に似ています。
無垢な人々は、傷つけられてしまうのです。

子どもは、しばしば、まっさきに犠牲者となりやすく、
なぜならば、子どもたちは、暴力的な親や家族、
そして”友達”といった人々に、
頼って生きて行かざるをえないからです。

私は、仕事上で子どもに会う機会は、なかなかないのですが、
しかしこの間、11才の女の子が、自分で私に会いにやって来ました。

私は、驚きました。
なぜなら、私が電話での予約を受けた時に、
その声は、とても成熟しているように聞こえましたが、
実際の彼女は、8才にしか見えませんでした。

すぐに、話しは、

家族の暴力、
新しい継父(彼女の母親が、最近結婚した相手)、
アルコール、
新しい継父の連れて来た継兄が、学校でしている狂った振る舞い、
そして、果てしなく続く言い争い・・・に及びました。

私は、彼女に、私に何が出来るだろうかと、尋ねると、
彼女の家にいる、家族たちを訪ねて欲しいという、
心からの嘆願が返ってきました。

それから、彼女が、事務所のドアを開けると、
そこには、彼女の母親が立っていました。

私たちは、さらにもうしばらく、一緒に話しました。

そして、これが家族全員の同意のもとである、
という確信を得られた時、
私は、彼女と彼女の母親とともに、外へ出ました。

私は、彼らがどこに住んでいるのか、聞きました。
その答えは、市内でも貧しいエリアにありました。
私は、彼らと車で移動していましたが、
まだ、彼らの家に着くまでには、7、8ブロックも離れたところで、
私に、車をそこへ停め、歩いてほしいと、彼らが頼んできました。

私が、「なぜ?」と尋ねると、母親が、
新しい夫は、誰かから助けを得たり、”施されたり”することを、
憎悪しているから、と返してきました。
私は、内心、「これは簡単なことでは、済みそうにないぞ。」
と思いました。

私には、これから起こることについて、何も考えていませんでした。

私たちが、その小さくて、古い家にたどり着いた時、
警察官が、私たちを待っていました。
ホームレスの男が、この家の中にいて、
かなり狂っている様子だというのです。

継父は外にいて、警察官にその男を外へ出すよう、どなっていました。
しかし警察官は、もっと多くの警官が到着するのを待つ必要がありました。

継父が、私たちを見た時、
彼は、こちらへ近づいて来て、自己紹介しました。
彼は、少し酔っていて、
ちょっとどころではないほど、私たちを、
そして、すべての人を脅していました。

彼は、どんな風に、気の狂ったホームレスの男が家に入って来たのか、
私たちに怒って説明し、この家が自分のものだと言い張っていました。
少女と、彼女の母親は、ほとんど泣きそうになっていました。
そうです。この状況は、あまりにひどすぎました。

他の警官は、今だ、到着していませんでした。

そして、特に継父、そして警察官と、
そこにいる皆が、だんだん我慢ができなくなってきました。

警察官は、半分冗談で私に、「何かいい提案は、あるかね?」
と尋ねてきました。
私は、エリクソンの催眠療法で使われている、
リバース心理学の様式を思い出しました。

私は、
「ええ、そうですね、あなたはホームレスの男に、
彼がしたければ、この家に自由に泊まることが出来、
夜を過ごせるんだと、告げることができます。」と言いました。

警察官は、一瞬、頭の中が真っ白になったという目で、私を見、
肩をすくめ、
継父に向かって、その言葉をホームレスの男に言ってみるよう、
それとなく勧めました。
私は、神に助けを求め、祈りました。

継父の顔には、不信と怒りの混ざった表情がありましたが、
でも、彼は試したのです。
1分後、ホームレスの男が、家から出てきました。

少女の家族と私は、その後、
地元のメキシコ料理店へ、夕食を食べに行き、
そして、お互いを尊重することや、本当の愛についての話しをする、
とてもいい時間を過ごしました。

継父にとって、私のあの時の提案は、とても感銘を与えたため、
彼は、人の話しを聞かざるを得なくなりました。
そして、最近の自分の間違いについて、認めたのです。
私が、そこから立ち去った時、私は、ほっと、一安心しました。

それから2、3日後、
私は、ある人との約束の場所へと、車で移動中でした。
私は、混んでいる交差点で停車し、
横断歩道の信号が変わるのを待っていました。

私は、あの少女と母親が、そこを歩いているのを見た時、
彼女の家族は、あれからどうしているのか、気になりました。
彼女たちは、私に気づいていませんでした。
二人とも、その顔に、愛と幸せがいっぱいに輝いていました。

この世に「偶然」というものはないのです。

私は、その瞬間に気づきました。

私たちすべては、本当に完璧な愛、善性なのであり、
それが、誤った自己認識や、「これが私」という個性としての仮面、
そして、私たちが肉体を持っているということによって、
その本質を簡単に、見失ってしまうのです。

私たちの間に、実際の違いはないのです。

どうか、あなたの知っている人々、
そして、あなたが、まだ知り合ってない大多数の人々の、
仮面の奥に隠れている本質を、
見通して下さい。

私たち、一人一人の内面に、
より良い世界が、あなたを待っています。
もし、私たちが、ただ単に、
内面を見てみることを思い出しさせすれば。

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