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暴力は、まるで自然災害に似ています。 無垢な人々は、傷つけられてしまうのです。 子どもは、しばしば、まっさきに犠牲者となりやすく、 なぜならば、子どもたちは、暴力的な親や家族、 そして”友達”といった人々に、 頼って生きて行かざるをえないからです。 私は、仕事上で子どもに会う機会は、なかなかないのですが、 しかしこの間、11才の女の子が、自分で私に会いにやって来ました。 私は、驚きました。 なぜなら、私が電話での予約を受けた時に、 その声は、とても成熟しているように聞こえましたが、 実際の彼女は、8才にしか見えませんでした。 すぐに、話しは、 家族の暴力、 新しい継父(彼女の母親が、最近結婚した相手)、 アルコール、 新しい継父の連れて来た継兄が、学校でしている狂った振る舞い、 そして、果てしなく続く言い争い・・・に及びました。 私は、彼女に、私に何が出来るだろうかと、尋ねると、 彼女の家にいる、家族たちを訪ねて欲しいという、 心からの嘆願が返ってきました。 それから、彼女が、事務所のドアを開けると、 そこには、彼女の母親が立っていました。 私たちは、さらにもうしばらく、一緒に話しました。 そして、これが家族全員の同意のもとである、 という確信を得られた時、 私は、彼女と彼女の母親とともに、外へ出ました。 私は、彼らがどこに住んでいるのか、聞きました。 その答えは、市内でも貧しいエリアにありました。 私は、彼らと車で移動していましたが、 まだ、彼らの家に着くまでには、7、8ブロックも離れたところで、 私に、車をそこへ停め、歩いてほしいと、彼らが頼んできました。 私が、「なぜ?」と尋ねると、母親が、 新しい夫は、誰かから助けを得たり、”施されたり”することを、 憎悪しているから、と返してきました。 私は、内心、「これは簡単なことでは、済みそうにないぞ。」 と思いました。 私には、これから起こることについて、何も考えていませんでした。 私たちが、その小さくて、古い家にたどり着いた時、 警察官が、私たちを待っていました。 ホームレスの男が、この家の中にいて、 かなり狂っている様子だというのです。 継父は外にいて、警察官にその男を外へ出すよう、どなっていました。 しかし警察官は、もっと多くの警官が到着するのを待つ必要がありました。 継父が、私たちを見た時、 彼は、こちらへ近づいて来て、自己紹介しました。 彼は、少し酔っていて、 ちょっとどころではないほど、私たちを、 そして、すべての人を脅していました。 彼は、どんな風に、気の狂ったホームレスの男が家に入って来たのか、 私たちに怒って説明し、この家が自分のものだと言い張っていました。 少女と、彼女の母親は、ほとんど泣きそうになっていました。 そうです。この状況は、あまりにひどすぎました。 他の警官は、今だ、到着していませんでした。 そして、特に継父、そして警察官と、 そこにいる皆が、だんだん我慢ができなくなってきました。 警察官は、半分冗談で私に、「何かいい提案は、あるかね?」 と尋ねてきました。 私は、エリクソンの催眠療法で使われている、 リバース心理学の様式を思い出しました。 私は、 「ええ、そうですね、あなたはホームレスの男に、 彼がしたければ、この家に自由に泊まることが出来、 夜を過ごせるんだと、告げることができます。」と言いました。 警察官は、一瞬、頭の中が真っ白になったという目で、私を見、 肩をすくめ、 継父に向かって、その言葉をホームレスの男に言ってみるよう、 それとなく勧めました。 私は、神に助けを求め、祈りました。 継父の顔には、不信と怒りの混ざった表情がありましたが、 でも、彼は試したのです。 1分後、ホームレスの男が、家から出てきました。 少女の家族と私は、その後、 地元のメキシコ料理店へ、夕食を食べに行き、 そして、お互いを尊重することや、本当の愛についての話しをする、 とてもいい時間を過ごしました。 継父にとって、私のあの時の提案は、とても感銘を与えたため、 彼は、人の話しを聞かざるを得なくなりました。 そして、最近の自分の間違いについて、認めたのです。 私が、そこから立ち去った時、私は、ほっと、一安心しました。 それから2、3日後、 私は、ある人との約束の場所へと、車で移動中でした。 私は、混んでいる交差点で停車し、 横断歩道の信号が変わるのを待っていました。 私は、あの少女と母親が、そこを歩いているのを見た時、 彼女の家族は、あれからどうしているのか、気になりました。 彼女たちは、私に気づいていませんでした。 二人とも、その顔に、愛と幸せがいっぱいに輝いていました。 この世に「偶然」というものはないのです。 私は、その瞬間に気づきました。 私たちすべては、本当に完璧な愛、善性なのであり、 それが、誤った自己認識や、「これが私」という個性としての仮面、 そして、私たちが肉体を持っているということによって、 その本質を簡単に、見失ってしまうのです。 私たちの間に、実際の違いはないのです。 どうか、あなたの知っている人々、 そして、あなたが、まだ知り合ってない大多数の人々の、 仮面の奥に隠れている本質を、 見通して下さい。 私たち、一人一人の内面に、 より良い世界が、あなたを待っています。 もし、私たちが、ただ単に、 内面を見てみることを思い出しさせすれば。 |
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